予想通り、タスクフォースが再建計画について新たに案を出してきました。できる人は仕事が早いですね。私は、毎週記事を書くのにひいひいです。(笑)
その計画案の内容です。JALはこの報道を正式なものとは認めておりませんが、大筋このような方向で現在調整中なのでしょう。
【日航、新再建計画のポイント】
一、2500億円超の債権放棄を主力銀行に要請
一、公的資金と民間出資で約1500億円の資本増強を実施
一、人員削減を9千人超に拡大
一、西松遥社長は退任。最高経営責任者(CEO)は外部から招き、最高執行責任者
(COO)は日本航空内部から昇格させる
一、3千億円超の新規融資を要請
一、企業年金関連債務を1千億円に圧縮する
まだあるかわかりませんが、記事のアドレスです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091013-00000007-san-bus_all
まず目についたのは、一番最後の企業年金関連債務を1億円に圧縮するというところです。実際にどうやってやるのかは、大変興味があります。現在の支給額を減らすことができるのか、そして労働組合が8つもあるのに足並みをそろえてできるのか、現状のままで実現可能なのかとても興味があります。
その次に3つ目の、人員削減を9千人に拡大するとのこと。人員を見ましたがほんとにこんなに削減して大丈夫なの?とびっくりしてしまう数字です。
そして、1つ目と2つ目の資金的なやり方。単純に債務を2500億円減らして資本を1500億円増強するのであれば、デットエクイティスワップをして、1000億円の債権放棄すれば済む話です。債権放棄よりは、貸し手にとってもはるかに受け入れやすい方法です。記事のやり方だと、確かにデットエクイティスワップをするより資金補充効果や有利子負債の削減効果も高いですが、政府が介入しすぎで、民間企業がやたら損をする手法という感じを受け違和感を感じてしまいます。
デットエクイティスワップとは、デット(負債)・エクイティ(純資産)・スワップ(交換)、つまり、負債と純資産を交換することで、負債の株式化と略されます。返済義務のある借金を、返済義務のない資本にして株式を元の債権者に株式を発行することです。
しかも、債権放棄してそれとほぼ同額の3000億円の融資とはなんでもありですね。
最後に、赤字路線について触れていません。JALは民間企業です。赤字事業から撤退することは当然ですが、社会的なインフラでもあるため簡単にはいかないのが現実です。しかし、項目にあがらないというのはどうなのでしょう。赤字路線を確保して、国が出資する?赤字の補てんに税金を投入すると言っているようなものです。税金を投入するのであればその地方路線を維持してほしい空港のあるところが負担するべきでしょう。それができないのであれば、その空港はそもそも利用価値がないことになります。これは、地方の切り捨てではなく、そもそも維持する能力のないものを作ってしまったということだと思います。
人生に限らず、身の丈に合っていないものは、最後にはもてあましてしまうという結果ではないでしょうか。
この記事を見て感じたことを簡単に書いてみました。ただ、本音をすべて流すほどタスクフォースの方々もお人よしではないでしょう。赤字路線の改革などいってしまえば前原大臣のところに陳情のあらしが吹き荒れそうですからね。
前置きがかなり長くなりましたが本題にまいりましょう。
では、人員について、考えてみましょう。
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